
塗料について
ABOUT PAINT


塗料にも表現できる色、質感だけでなく特徴があります
お客様からも施工するうえで多くの質問をいただくのが塗装に使われる塗料の部分です。
塗料の種類や耐久性は様々で、用途に合ったものを使用することが大変重要です。
販売されている塗料は数多くあり、難しいと感じる方も多いためわかりやすく耐久性やその塗料の強みや弱みについて解説していきます。

取扱塗料と特徴
- Our paints and features -
アクリル系塗料
多くの場面で使用が出来る多種多様な塗料
アクリル樹脂は日用品や看板・照明器具のカバー・事務用品など、身近に多数の製品がありますが、塗料の原料としても広く利用されています。安価で購入できることやカラーバリエーションが豊富なこと、扱いが容易なことなどの特徴があります。

メリット
・費用が安い
・カラーバリエーションや種類が豊富
・使いやすい塗料
デメリット
・紫外線に弱いため劣化が早い
・塗膜が硬くひび割れが起きやすい
・塗り替えサイクルが短い
ウレタン系塗料
金額を安く一定の耐久性がある塗料
ウレタン塗料とは、ポリオール樹脂を主成分し、ポリイソシアネートと呼ばれる硬化剤と組み合わせて作られる塗料です。密着性や伸縮性に優れており、付帯部や木部の塗装にも採用されます。汎用性が高く、家具などでも幅広く使われています。

メリット
ウレタン塗料の最大のメリットといえます。
外壁塗装の費用を安く抑えることができ、塗装で求められる「外観を綺麗にすること」「紫外線や雨などから住まいを守ること」を平均約5~7年保持してくれます。
デメリット
他の塗料と比べると耐久性が低い傾向にあります。
耐久性が他のものより低いということは、その分年数を重ねれば重ねるほど施工回数が増えるということです。一回の外壁塗装だけで考えると安価ですが、長期的に考えると高くつくということがあります。
シリコン系塗料
近年、主流となっているシリコン塗料
シリコン塗料は塗料の構成成分のうちの樹脂にシリコンを用いた塗料です。
耐久年数と塗料の価格のバランスに優れているため現代では主流の塗料となっております。

メリット
シリコンは耐熱性、耐水性、対候性に優れた素材です。600℃前後の環境下で耐えられるものがあり、湿気などの水分にも強く、外壁の劣化を最小限に抑えることができます。その反面、表面が硬いためひび割れしやすいです。
デメリット
他の塗料に比べ様々な種類があるため、選定が難しく金額が高い塗料も多くがあります。
ラジカル制御型塗料
『当社オススメ』塗料の歴史の中で新しい塗料
価格と耐久性に対するコストパフォーマンスに優れているの最近人気の塗料となっています。
ラジカルとは、塗料に含まれている顔料と紫外線が当たる事で発生するエネルギーのことで、塗料の分解を促進させて塗膜の劣化原因にもなってしまいます。

メリット
ラジカル塗料を使う一番のメリットはなんと言っても、塗膜の劣化を防いでくれる点にあります。
ラジカル塗料が発売される以前は、塗料のグレード(アクリル、ウレタン、シリコン、フッ素)によってほとんど耐用年数が決まっていました。
そして、その耐用年数に比例して価格も高い傾向にありました。
デメリット
本の住宅用ではラジカル制御型は2012年に日本ペイントが製造・販売されたパーフェクトトップが一番実績がある塗料になります。 ラジカル塗料の耐用年数が12~15年と言われてはいますが、実際の日本の環境下での塗装の劣化具合という実績が少ないのはデメリットといえます。
フッ素系塗料
性能を重視した高価格高性能塗料
塗料の主成分が合成樹脂で構成されており、その樹脂の中にフッ素が含まれている塗料を指します。
ウレタン塗料やシリコン塗料より高価ですがその分性能が優れていると言われております。

メリット
耐久性が高い 耐久性の非常に高い塗料であり、短期スパンでの塗替えが難しい大型商業施設などに使用される。
デメリット
追従性に劣る 耐久性は非常に高いが、塗膜が他の塗料に比べて固い。横に伸びる力が弱い為、外壁のヒビと共に割れてしまう事がある。
無機塗料
天候に強く劣化が遅い塗料
無機塗料とは、炭素を含まない無機物を配合して作られている塗料のことです。具体的な無機物の例を挙げるとガラスや鉱石、レンガなどがあり、紫外線にさらされても劣化しないので半永久的な耐候性を持つのが特徴です。

メリット
先に解説した通り、無機塗料は紫外線でほとんど劣化しない無機物を含み、紫外線で劣化してしまう樹脂成分(有機物)の含有量が少ない塗料です。また、カビやコケは有機物を栄養として繁殖しますが、無機塗料は有機物の含有量が少ないのでカビやコケが発生しにくいです。
デメリット
無機物はガラスや鉱物のように硬いものなので、塗料に無機物を含むと硬い塗膜が形成されます。塗膜が硬いのは頑丈そうで、良いイメージがあるかもしれませんが、外壁自体にクラックが発生した場合、一緒に割れてしまう可能性が高いのです。
用途別おすすめ塗料について
塗料は用途別に選択する必要があります。
用途別におすすめの塗料をご紹介いたしますので参考にして頂ければと思います。
01性能と値段をバランスが良いものを使用したい
シリコン塗料・ラジカル制御型塗料
シリコン塗料とラジカル制御型塗料は金額と耐用年数のバランスが取れている塗料となっております。
一般的にはシリコン塗料を使用する方が非常に多く、ワンランク上の塗料を必要とする場合はラジカル制御型塗料を選択する方が非常に多いです。
02長持ちする塗料が良い
無機塗料
無機塗料は耐用年数が非常に長く15年~20年といわれております。
初期費用は高い塗料となっておりますがトータルのコスト的には安く感じる方も非常に多く採用しているご家庭も多いです。
03丈夫で機能性に優れたものが良い
フッ素塗料
フッ素塗料は低汚染性、低摩耗性、耐熱性に優れており、高価であるが長持ちするため総計してコストを削減することが可能となっております。
フッ素塗料は認知度が低く取り扱いしている塗装業者も少ないです。
性能だけではなく塗装箇所に合わせた選択が必要となります
塗装する箇所によっては性能があまり必要としない箇所もあります。アクリル塗料のように金額が安く、性能が他の塗料よりも劣る場合もありますが性能が劣る代わりに色に関しては自由性があります。その他の塗料に関してもある程度性能を保持した塗料を選択する際には選択肢の一つとなる場合がありますのでご相談下さい。
KNOWLEDGE
塗装の知識
塗装が必要かどうかを判断するセルフチェックの方法や塗装の際の色選び、塗料について詳しく紹介していますので、塗装をご検討されている方の参考になれば幸いです。
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